介護職への転身はマインドが重要

介護の仕事

転職にはマインドが重要

介護職に限らず、異業種への転職理由は人それぞれだと思います。どのような理由であってもマインドがブレていたら現実との違いに嫌気がさしてすぐに違うことを考え始めたりするのではないでしょうか?言い訳の多い人の特徴でもあります。

介護職を含め、異業種への転職を考えているなら下記の事を確認してみる必要があります。

・決断力と行動力。

転職を考えている場合、決断力と行動力が必要です。自分の現状や将来のビジョンをしっかりと見極め、行動に移すことが重要です。

・ポジティブな姿勢。

転職活動は挑戦的なプロセスであり、失敗や落胆も経験することがあります。そうした時にはポジティブな姿勢を保ち、前向きに取り組むことが大切です。

・柔軟性と適応力。

転職活動中には、求人情報の変化や面接の結果など、予期せぬ状況に遭遇することがあります。そのような状況に柔軟に対応し、適応力を発揮することが重要です。

・自己分析と目標設定能力。

転職を成功させるためには、自己分析を行い、自分の強みや弱み、キャリア目標を明確にする必要があります。それに基づいて、具体的な転職目標を設定することが重要です。

・ネットワーキング能力。

転職活動においては、人脈やコネクションが重要な役割を果たします。自ら積極的にネットワーキングを行い、情報収集や求人情報の入手に努めることが求められます。

・忍耐力と粘り強さ。

転職活動は一筋縄ではいかないことが多く、時間がかかる場合もあります。そのような時には忍耐力と粘り強さを持ち、諦めずに努力を続けることが重要です。

これらのマインドを持って、転職活動に取り組むならば、自分に合った職種や職場を見つけることができるでしょう。逃げの姿勢で転職する人は、転職した先でも同じ事を繰り返すことになるでしょう。上記のようなことを肝に銘じ、何度でも自問自答してみると自分の思いが見えてくることになります。

担当者から言われた言葉を噛みしめた。(私の経験)

『介護は特別なことではないので、どうしたら利用者さんに安心と信頼を提供できるか?そこをよく理解してくださいね。はっきりいうけど難しいことではないですよ。』

恐らく私は「介護の仕事を心機一転頑張ります。」という気持ちだったと思うが、「心機一転」という言葉がひょっとしたら、「前職で嫌な思いをしたことが原因の逃避行動」くらいに見透かされたのかもしれない。

正直言うと逃げたい気持ちもあったと思う。一方で「自分は営業に向いていない」とも考えていたとも思う。うまく行かないことはあって当たり前なのだが、前職で経験した会社規模の立ち位置にショックを感じたことがきっかけではあった。

だけど、今思い返しても私に足りなかったのはマインドだった。嫌な思いをしたことで行動を起こすことは必要だと思う。しかし逃避行動なのか?と考えているならマインドがぶれているからだろう。こんな考えで行動を起こすと余分な苦労を背負い込むことになるのを後に思い知ることになる。

介護職場で見られるパワハラとは?

介護職場でのパワハラは、職場での人間関係や労働環境において、職員や利用者に対して行われる様々な嫌がらせや虐待のことを指します。具体的な例を挙げると、次のようなものがあります。

・上司や同僚からの威圧的な態度や命令口調、怒鳴り声などの暴言。

・職場での無視や陰口、差別的な言動や態度。

・意図的な情報の隠蔽や伝達不足、仕事の分担や責任の不公平な配分。

・業務上の過度な圧力や業務の過重、適切な指導やサポートの欠如。

・職場内での人間関係やチームワークの妨害、孤立させる行為。

・職場での暴力行為や性的な嫌がらせ、不適切な身体的な接触。

・利用者への虐待や無視、適切なケアの拒否など、介護の現場で行われる虐待行為。

これらの行為は、被害者の身体的・精神的な健康に深刻な影響を与える可能性があります。また、介護の現場では利用者の命や安全に直結する場面も多いため、パワハラが行われることは、利用者の安全や福祉にも深刻な悪影響を及ぼすことがあります。

担当の威圧感に思い悩む(私の経験)

介護職に転身し研修も何日か過ぎ、軽介助を覚えたことで実際にフロアに立たせてもらっていた。同時に介護保険に絡む日々の記録や、※レセプトに必要な情報の登録なども教えてもらっていた。

しかし、担当の方の指導はなかなか厳しいものだった。言葉の圧は常に感じていたが、指摘されたことに言い訳をしようものならよくキレられた(笑)。 またある時には完全な誤解なのだが、言葉の端から挙げ足を取られるようなことを追求されたことがあった。「あんたさあ、今言った言葉は介護の仕事をなめてるようにしか聞こえないんだけどどういうつもりなの?」なんて凄まれたこともあった。誤解だけど私の言葉選びも間違えてた可能性もあるけど・・・。

とにかく気を遣う担当であったが、介助の方法から※レセプトなどの事務処理に関わる業務は丁寧に教えてくれた。怒られることは毎日だけどピントのズレた質問をすると怒られると思い、必要以上に集中して業務を覚えていった。

sasuga
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※「レセプト」という用語は、日本の医療や介護の分野で使われる言葉です。一般的には、医療機関や介護施設において、患者や利用者が受けたサービスや処置内容、その結果を記録した文書のことを指します。

担当の威圧感が成長を加速させてくれた(私の経験)

担当の威圧感が成長を加速させてくれた。これは紛れもなく本音だ。

考えてみれば40歳にして異業種に転職したということは、先人の何倍も努力していかないと追いつかないことになる。それには地道に努力するしかないのだが、この担当のパワハラすれすれの教育はとても身になるスピードが違ったと思う。

介護職は3K職場と言われるほどイメージが良くない部分もあるが、言われるほど悪いものでは無いはずである。現に私はもう15年も介護の仕事に携わっている。しかし、外側から見るイメージはやはり3Kのイメージなんだろう。

ここで私が言いたかったのは、努力をするのは当たり前だが、普通にやっていればそれなりに成長できる業種である。外側のイメージだけで避ける人も多いと思うが実際にやってみたらイメージと違うと思うことも多いだろう。

私のような40歳過ぎで転職した者は、介護の経験は無いが社会人として身につけてきたマナーと、多少でもパソコンなどのスキルがあるだけで介護職で頑張れる素地は持ち合わせていると言って良いと考えている。

一つだけ注意すべきこととして付け加えると、何かに秀でているスキルを持っていると、それを傘にして目線が高くなる方が時々いらっしゃる。謙虚な気持ちを持ち合わせている方ならそんな事にはならないと思うが、これは気をつけた方が良い。

利用者さんはどうやって施設を使えるのか?

介護施設を利用する方、いわゆる利用者さんはどうやってその施設を利用するのか? それは※ケアマネージャーと言われる人が、利用する人の状態にあった施設を紹介をしてくれるから関係が成り立つのである。

※ケアマネージャーは、高齢者や障害者、病気などの身体的・精神的な問題を抱える人々のために、適切なケアやサポートを提供するために専門的に指導や調整を行う人のことです。主に日本の介護保険制度の下で活動し、ケアプランの作成や調整、介護サービスの紹介、サービスの利用者との連絡調整、施設やサービス提供者との調整などを行います。

ケアマネージャー(以下ケアマネと呼ぶ)に紹介してもらうにどうすればいいのか? それにはケアマネに施設を知ってもらわなければならない。それにはケアマネがいる※居宅事務所や地域包括支援センターに足繁く通う。つまりは営業をかけるのだ。

※居宅事務所は、高齢者や障害者、病気などの理由で自宅での生活が困難な人々を支援するための事務所やサービスセンターのことを指します。居宅事務所では、これらの人々が自宅で自立した生活を送るための支援やサービスを提供します。

※地域包括支援センター(地域包括支援センター、通称:地域包括支援機関)は、高齢者や障害者、要支援者などが自宅で安心して生活できるように、さまざまな支援やサービスを提供する施設です。主に日本の地域で活動しており、地域住民の生活や福祉に関する相談や支援、情報提供、ケアプランの立案・調整、介護サービスの紹介などを行います。

親の介護が必要になった時に最初に相談する所は?

親の介護が必要になった時に最初に相談する場所は、その状況やニーズによって異なりますが、以下のような場所が考えられます。

・地域の福祉相談窓口や地域包括支援センター。

地域によっては、福祉相談窓口や地域包括支援センターが設置されています。こうした窓口では、介護に関する相談や情報提供、介護サービスの利用方法などについてアドバイスを受けることができます。

・病院や医療機関。

親の健康状態や介護の必要性に関する相談は、医師や看護師、ソーシャルワーカーなどの医療機関の専門家に行うことができます。特に親の健康状態が悪化している場合や、医療的なケアが必要な場合には、まずは医療機関に相談することが適切です。

・介護施設や居宅サービスの相談窓口。

介護施設や居宅サービスの選択や利用に関する相談は、介護施設や居宅サービスの相談窓口で行うことができます。こうした窓口では、介護サービスの種類や料金、利用条件などについて詳細な情報を提供してもらえます。

・労働相談窓口。

自分や配偶者が仕事をしている場合、介護休業や介護休暇、育児介護休業などの制度を利用することができるかどうかを労働相談窓口に相談することができます。

これらの相談先に加えて、親族や友人、信頼できる専門家からの意見や助言も参考にすることが重要です。親の介護に関する問題は複雑で個別性が高いため、自分に合った適切な支援を受けることが大切です。

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